Claude Code、Codex、Gemini、Cursorの主要4製品について、2026年8月3日から8月7日までに公式発表された更新を整理する。
今週は、目を引く新モデルの投入よりも、エージェントを組織で安全に動かすための権限管理、プラグインの相互運用、処理内容に応じたモデル選択が前面に出た。
Claude Codeは権限検査とworktree分離を相次いで修正し、CodexはAgent Pluginsの検索と--approve-for-meを安定版へ投入した。
Antigravity CLI(旧 Gemini CLI)は企業認証と管理ポリシーを強化し、CursorはGoogle Workspaceとの接続と独自ルーターの設計を公開している。
本記事は8月7日12時22分(JST)までに取得できた公式チェンジログ、GitHub Releases、製品ブログ、ドキュメント、ステータスページを一次情報として確認した。 前号の締め後に判明した重要事項は「前号補足」または「前号訂正」として対象週の更新から分けて扱う。 各社が公表した性能値は独立評価ではなく、ベンダー自身の測定値として記載する。
今週の全体像
今週をひとことで言えば、「エージェントの能力より、境界の設計がニュースになった週」である。
AnthropicはClaude Codeを3回更新し、細工したシェルコマンド、不可視文字、worktree外へのGit操作、組織ポリシーの迂回といった複数の経路を塞いだ。 同時にEnterprise向けのInference hooksをベータ公開し、プロンプトをモデルへ送る前に、組織側のセキュリティサーバーで許可または拒否できるようにした。
OpenAIのCodex 0.147.0は、Agent Pluginsをローカル、個人、ワークスペース、リモートの各カタログから探せるようにし、Cursor管理下のスキルやClaude/Cursorから取り込んだ会話の同期にも踏み込んだ。
承認要求を別のレビューワーエージェントに判定させる--approve-for-meも追加した。
Google側では、Antigravity CLIがGemini Enterpriseの認証と管理者制御を導入し、非対話実行から利用量やモデル情報を取得できるようにした。 OSS版Gemini CLIも安定版v0.54.0とプレビュー版を更新したが、Gemini APIとGemini Code Assistには対象週の新規エントリがなかった。
Cursorは番号付きのエディタ本体を更新しなかった。 その代わり、Google Drive、Gmail、Google Calendarをエージェントから扱う公式プラグインと、学習基盤のMoEカーネル、モデルルーターの設計を公開した。 4製品とも、「最も強いモデルを常に呼ぶ」以外の安全性とコストを含む運用を具体化した。
Claude Code(Anthropic):3リリースで権限の抜け道を塞ぎ、統制を推論前へ移した
v2.1.221(8/4):認証情報を隠しながら、必要な通信だけを通す
Claude Codeは7月25日のv2.1.220から約10日ぶりにリリースを再開し、8月4日のv2.1.221、同日のv2.1.222、8月6日のv2.1.223という3本を公開した(公式changelog、v2.1.221、v2.1.222、v2.1.223)。
v2.1.221では、Linux/WSLのサンドボックス内で資格情報をsentinel値に置き換え、許可された外向き通信時にだけ実値を使うmode: "mask"が入った。
claude-api skillには、古いモデル向けに書かれたプロンプトやツール説明のパターンを点検するprompt-auditサブコマンドが入り、zshやPowerShellを使った権限検査回避も修正された。
v2.1.222/v2.1.223:worktreeがあっても主作業ツリーを壊せた問題を修正
v2.1.222は、「worktree分離セッションやサブエージェントからメインcheckoutへ破壊的なGit操作を実行できた問題」を修正した。
分離はファイル編集だけでなくBashを含む全セッション種別へ適用された。
PreToolUseの自動許可フックによる制約迂回も塞ぎ、Remote Controlの自動開始はリポジトリローカル設定から有効化できなくなった。
有効化はユーザースコープの/configで行う。
v2.1.223は、細工したBashや不可視Unicodeによる権限検査回避、workflowの動的import()によるサンドボックス脱出、bypassPermissionsによる組織ポリシー無視を修正した。
利用者向け機能として、/reviewが/code-reviewの別名になり、PR番号とレビュー深度を指定できるようになった。
Enterprise統制:Inference hooksとskill/plugin scanning
8月5日にベータ公開された「Inference hooks」は、claude.ai、Cowork、Claude Codeから送られるプロンプトを推論前に組織指定のAI security serverへ送り、allow/denyの判定を待つ仕組みである。 拒否されたプロンプトはモデルへ届かず監査ログへ記録され、fail-open/fail-closedやshadow modeも選べる。 対象はClaude Enterprise組織の入力プロンプト側で、Claude PlatformのAPI組織やBedrockなどは対象外となる。
8月6日には、Claude、Cowork、Enterprise plugin marketplace向けに「Skill and plugin security scanning」がベータ公開された(Claudeアプリのリリースノート、機能詳細)。 新規または編集された第三者製skill/pluginを実行前に検査してpass/warn/failを返し、fail判定は管理者でも上書きできない。 ただし、既存導入済みskill、MCP server、hookなどは対象外で、Claude Code CLIの検査機能とも明記されていない。
同じ8月5日にはAPI上のclaude-opus-4-1-20250805が提供終了し、移行先としてOpus 5が推奨された。
Fable 5の生物学セーフガード:Claude Codeではfallbackを約17%削減見込み
8月7日10時(JST)、Anthropicは「Improving Fable 5's biology safeguards」を公開した。 生物学分野の安全分類器を再学習し、生物学関連のfallbackをテスト上で約85%、全理由を含むClaude Codeのfallbackを約17%減らす見込みだという。
日常的な健康や教育などの問い合わせをFable 5自身が処理しやすくする一方、dual-useの専門的研究は引き続きOpus 5へfallbackする。 数値はAnthropicのテストと予測であり、利用者環境での実測値ではない。
ステータス:対象週の記録は7件、うち1件がmajor
Anthropicの公式ステータスページには、8月3日から5日にかけて「7件のインシデント」が記録された。 minorが6件、majorが1件で、major incidentは多数モデルのリクエストとClaude.ai/Claude CodeのOAuthログインに影響した。 最長は8月5日の約7時間9分で、Mythos 5、Fable 5、Opus 5、Sonnet 5のエラー率上昇が報告された。 7件という件数は全面停止の回数ではなく、ステータスページ上で別インシデントとして立てられた記録数である。 公式は個々の根本原因を公表していないため、直前のモデル投入やCLI更新との因果は断定しない。
Codex(OpenAI):Agent Pluginsと--approve-for-meを安定版へ
0.146.1(8/5):自動レビューの既定値を安全側へ
Codexは8月5日に安定版0.146.1、8月7日に安定版0.147.0を公開した(Codex changelog、0.146.1、0.147.0)。 0.146.1は、サイバー能力を持つモデルに対する自動レビューの既定値と、権限変更時の説明を調整した。
0.147.0で追加された--approve-for-meは、人間の代わりに別のレビューワーエージェントが境界越えの要求を評価する(Auto-reviewドキュメント)。
on-requestなど承認要求が生じる設定で動作し、approval_policy = "never"では使われない。
0.147.0(8/7):プラグインを探し、競合由来の資産を同期する
0.147.0の中心は「Agent Pluginsの可搬性」である。 ローカル、個人、ワークスペース、リモートの各カタログを横断検索し、Cursor管理下のスキルをインポートできる。 インポート済みのClaude/Cursor会話に加わった変更も、重複を作らず同期する。
会話UIには、手動で並べ替えて固定できるセクションと、長い履歴を段階的に読み込む仕組みが入った。
外部接続では2026-07-28版MCPプロトコルにオプトイン対応し、ページネーション付きの機能検出や、起動を塞がない初期化を扱える。 セキュリティ面では、コマンド表示と会話履歴からシークレットやBearerトークンを秘匿し、未知のローカルプロジェクトに明示的な信頼確認を要求する。
非推奨だったcodex exec --full-autoは削除され、移行先は--sandbox workspace-writeとなる。
調査時点ではGitHub Releasesの「Latest」表示が0.146.1のままだった一方、公式changelogとnpmのlatestは0.147.0を示していた。
公式changelogとnpmを優先し、本記事では0.147.0を安定版として数えた。
教育向け3プラグインと前号補足
8月4日、OpenAIはK–12教員、大学教員、大学生向けの3種類のプラグインを発表した(公式発表)。 教材作成やコース設計を支援し、提供先はChatGPT EduとChatGPT for Teachersの学区導入環境に限られる。
7月30日、OpenAIはGPT-5.6 Terraを20%、Lunaを80%値下げした(公式発表)。 同日からAPI価格は、Terraが入力$2/出力$12、Lunaが入力$0.20/出力$1.20(いずれも100万トークンあたり)。 ChatGPTとCodexのサブスクリプション料金およびquota budgetは据え置きだが、Terra/Lunaの利用で消費するcreditが減った。
同時にGPT-5.6 SolのAPI向けFast modeがPriority Processingを置き換え、標準処理の最大2.5倍の速度を2倍の価格で提供する。
Codexの/fastと整合する変更だが、対象週外のため前号補足として扱う。
8月6日のGPT-5.6 Sol/Luna更新はChatGPT側に限られ、公式はWorkとCodexを動かすSolは変わらないと明記している(8月6日の公式発表)。
7月31日には、ChatGPTサインインで利用するCodexからGPT-5.4/GPT-5.4 miniを8月31日に提供終了する予定も告知された(Codex changelog)。 OpenAI APIとAPIキー認証のCodexでは提供を継続し、推奨移行先はそれぞれGPT-5.6 Terra/Lunaとなる。
Gemini(Google):企業認証と非対話運用を前進、OSS版も週次更新
Antigravity CLI 1.1.10(8/3):Gemini Enterpriseの認証と管理をCLIへ
Antigravity CLIは8月3日の1.1.10で、Gemini Enterpriseアカウント向けのBusiness sign-inを追加した(GitHub Release、公式changelog)。 Gemini Enterprise Standard/Plusのseat、リージョン、管理者制御に対応し、Workforce Identity FederationとApplication Default Credentialsも扱える。
サンドボックス内の.gitをread-onlyにし、--modelと--effortが無視される問題や、停止したサブエージェントの子孫が残る問題も修正した。
Enterprise利用にはAgent Platformの従量課金、または対象となるGemini Enterprise Standard/Plusの契約が必要である(Enterpriseドキュメント)。 Google Cloudプロジェクト、課金、Agent Platform API、必要なIAM権限も前提となる。
Antigravity CLI 1.1.11(8/7):Vimと機械可読な利用状況、同時に自動承認を修正
8月7日11時35分(JST)には1.1.11がGitHub Releasesへ公開された(GitHub Release)。
既定OFFのVim編集モードを追加し、非対話のprint modeでは/usage、/quota、/model、/skillsなどをjson/stream-jsonでも取得できる。
これらの読み取り専用コマンドは会話を作らずquotaも消費せず、対話が必要なslash commandは明示的に拒否される。
コマンド語が0個にtokenizeされるallowlist規則が全コマンドへ一致し得た問題、request-review/strict permission modeでも自動承認される問題、MCPの管理者制御を一時的に飛ばし得た問題も修正した。
調査時点では、中央のAntigravity changelogは1.1.10までで、1.1.11はGitHub Releasesにのみ反映されていた。
OSS版Gemini CLI:v0.54.0安定版とv0.55.0プレビュー
Googleが別リポジトリで公開するOSS版Gemini CLIは、8月6日にv0.54.0安定版とv0.55.0-preview.1、8月7日にv0.55.0-preview.2を公開した(v0.54.0、v0.55.0-preview.1、v0.55.0-preview.2)。 Stable、Preview、Nightlyという公式のチャネル定義に従い、本記事ではNightlyを独立リリースに数えない。
v0.54.0は資格情報プロバイダへのHTTPS強制、fallback時のsession IDローテーション、ファイルキーチェーンの検証を含む。
プレビュー版は、容量枯渇時の再試行や/compress後のセッション再読込を修正し、preview.2では容量枯渇やG1 AI creditsの残高不足を終端エラーとして扱う。
前号訂正:Code Assistは6週連続の無更新ではなかった
前号では「Gemini Code Assistは6月19日を最後に6週連続で更新なし」と書いたが、これは誤りだった。 公式リリースノートには、7月20日のVS Code 2.92.0、7月21日のIntelliJ 1.55.8が掲載されている。 どちらも説明はbug fixesのみだが、更新自体は存在したため訂正する。
対象週の8月3日〜7日には、Gemini Code Assistの新規エントリはない。 Gemini APIにも対象週の更新はない。
なお、OSS版Gemini CLIとAntigravity CLIは現在も別々のリポジトリで更新を続けている。 提供条件が異なるため、「OSS版Gemini CLIが終了してAntigravity CLIへ一本化された」とは断定しない。
Cursor(Anysphere):Workspace接続と「どのモデルを呼ぶか」の内部を公開
Google Workspace Plugins(8/3):エージェントがDrive、Gmail、Calendarへ接続
Cursorは8月3日に「Google Workspace Plugins」を公開した(公式changelog)。 Cursorのcoding agentからGoogle Drive、Gmail、Google Calendarへ直接アクセスできる。
Driveではファイルの検索や作成、Gmailではメールの検索や送信、Calendarでは予定の取得や更新を扱う。
仕様書、顧客メール、会議予定を作業文脈へ入れられる一方、メール送信や予定更新も可能なため、導入時にはアカウント、権限スコープ、許可する操作を確認する必要がある。 公式発表は管理者制御や監査の詳細を説明していないため、本記事では一般的な安全性を保証しない。
Mixture-of-Kittens(8/4):Composer学習基盤のMoEカーネルを公開
8月4日、Cursorは「Mixture-of-Kittens: our open-source MoE megakernel for NVL72s」を公開した。 Mixture-of-Kittens(MoK)は、NVL72s向けの決定論的なMoE学習megakernelで、通信と計算を単一カーネルへ融合し、Composerの学習に使われている。
Cursorの測定では、GB300 NVL72s上のMXFP8 forward throughputが最速の公開baselineより最大2.37倍、production training stack全体のtokens/sが1.41倍になったという。 これはCursor自身の環境と比較条件による学習時の値で、利用者側の応答速度が同じ倍率で上がることを意味しない。
Cursor Router(8/6):満足度とコストを同時に最適化
8月6日の「How Cursor Router chooses the right model for the task」は、Autoでどのモデルを選ぶかを説明した。 第一段階のCompassがタスクの複雑さを予測し、第二段階でタスク種別、ドメイン、修飾条件からモデルを選ぶ。 学習にはCursorの実トラフィックを使い、次の操作から推定した結果と、API価格およびtoken使用量から算出したコストを組み合わせる。 Privacy Modeとdata retentionの設定には従うと説明されている。
公式値では、Auto IntelligenceはFableを上回る満足度を68%低いコストで実現し、ローンチ後さらに18%コストを下げた。 Auto BalanceはOpus 4.8より41%低コストで満足度が3%高く、ローンチ後さらに8%コストを下げたという。 候補モデルの性能向上には片側75%のuplift閾値を設け、改善が実在する確信度をおおむね75%としている。
これらはCursor内部の満足度推定、コスト計算、トラフィック分布に基づくベンダー公表値であり、外部ベンチマークではない。 ルーターが「各モデルの期待品質とコストを予測し、本番結果から学び続ける仕組み」だと具体化した公開である。
番号付きリリースは0、ステータス記録は4件
エディタ本体の番号付き最新版は7月10日の3.11のままで、対象週の新バージョンはない。 一方、Cursorの公式ステータスページには対象週のインシデントが「4件」記録された。 8月4日のCloud Agents劣化が約27分、8月5日のAnthropicモデル劣化が約6時間35分、同日のCloud Agents/Automations劣化が約2時間20分、8月6日のGrok 4.5劣化が約28分。 Anthropicモデルの件は、同社のステータスページを参照する上流障害だった。 今週もマルチモデル製品の可用性が、自社基盤だけでなくモデル供給元に依存する構造が表れた。
横断的に見える4つの傾向
1. 権限確認がUI上の質問から、実行経路全体の統制へ移っている。 Claude Codeはシェル構文、不可視文字、フック、worktreeという複数の抜け道を修正し、Inference hooksは組織の判定を推論前へ差し込んだ。 Codexは自動レビューとプロジェクトの信頼確認、Antigravityは企業認証とstrict modeを整備した。 エージェントが扱う対象がリポジトリからメールやカレンダーまで広がるほど、1回の確認ダイアログでは足りない。
2. plugin/skillは囲い込みの道具であると同時に、製品間の可搬層になった。 CodexはCursor管理下のスキルを取り込み、インポート済みのClaude/Cursor会話への変更を重複なく同期する。 CursorはGoogle Workspaceへpluginで接続し、Anthropicは第三者製skill/pluginの検査をEnterprise機能にした。 拡張資産が製品を越えて動くほど、配布元、要求権限、検査対象外の管理も増える。
3. モデル選択は設定画面の好みから、運用上の最適化問題へ変わった。 Cursor Routerは複雑度、タスク種別、ドメイン、満足度、APIコストを使ってモデルを割り当てる。 OpenAIはTerra/Lunaの価格を下げ、SolのFast modeを速度と価格の交換条件として提示した。 どの処理を、どの品質、速度、価格帯へ振り分けるかが製品価値になりつつある。
4. 自律実行が長くなるほど、基盤の正しさが支配的になる。 Claude Codeのworktree分離、Codexの履歴読み込み、Gemini CLIの容量枯渇時fallback、Antigravityのサブエージェント停止は対象レイヤーこそ違う。 長時間動くエージェントでは、停止と再開、状態の分離、再試行の終了条件が信頼性を決める。
まとめ:数字で見る8月第1週
- Claude Code:本体リリース3本、Enterprise向け統制更新2件、旧モデル提供終了1件、Fable 5のセーフガード更新1件、公式ステータスのインシデント7件(minor 6、major 1)
- Codex:安定版2本、教育向けplugin発表1件(3種類)、対象週の新モデル0、前号補足としてGPT-5.6の価格改定とGPT-5.4系の提供終了予告
- Gemini:Antigravity CLI 2本、OSS版Gemini CLIは安定版1本とPreview 2本、Gemini APIとGemini Code Assistの対象週更新0、前号訂正1件
- Cursor:チェンジログ1本、技術ブログ2本、番号付きエディタリリース0、公式ステータスのインシデント4件
来週はCodexのAgent Pluginsと自動レビュー、Antigravity 1.1.11の中央changelog反映、Cursorの次の番号付きリリースを追う。 8月31日に予定されるCodexのGPT-5.4系提供終了に向けた移行状況も確認する。
調査の限界
エビデンス重視の立場から、本記事の確認範囲と留保を明示する。
- 調査時点は2026年8月7日12時22分(JST)で、同日午後以降に公開されるリリースや後から追加される記録は対象外となる
- バージョン日は原則として公式changelogまたはGitHub ReleasesのUTC表記を採用したため、JSTでは翌日になるものがある
- 公式面の反映には時間差があり、Codex 0.147.0とAntigravity CLI 1.1.11は調査時点で一部にだけ先行反映されていた
- CursorとAnthropicの性能値は各社自身の測定または予測で、評価環境も異なるため、独立した横並び比較には使えない
- インシデント件数は公式フィード上の記録数で、時間の重複があるため、全面停止の回数や障害時間の単純合計を意味しない
- 「対象週の更新0」は公式ページに対象日付の新規記録がないことを指し、製品内部の変更が皆無だったことまでは意味しない
- Claudeのskill scanningはClaude Code CLI全体の検査ではなく、Inference hooksもClaude Enterprise組織向けベータに限られる
- OSS版Gemini CLIとAntigravity CLIは別々のリポジトリで並行更新中だが、両者の公式な系譜や「完全移行」「一本化」は一次情報で確認できない
- Google Workspace Pluginsの管理者制御や監査の全仕様は未確認である
- GPT-5.6の価格は7月30日の公式発表値で、契約やクラウド提供元などにより条件が異なり得るため、導入時には最新価格の再確認が必要となる
主要出典一覧
- Anthropic:Claude Code changelog / GitHub Releases / Claude Platformリリースノート / Claudeアプリ リリースノート / Fable 5 biology safeguards / ステータスページ
- OpenAI:Codex changelog / GitHub Releases / Auto-review / 教育向けplugin発表 / GPT-5.6価格改定
- Google:Antigravity changelog / Antigravity CLI Releases / Gemini CLI Releases / Gemini API changelog / Gemini Code Assistリリースノート
- Cursor:changelog / Google Workspace Plugins / Mixture-of-Kittens / Cursor Router / ステータスページ
- 前号:AIコーディングエージェント週次アップデート:2026年7月第5週
(2026年8月7日12時22分JST時点の情報に基づく。 価格、提供条件、ステータス、同日公開直後のリリース反映状況は変更される可能性があるため、判断時には必ず一次情報を確認されたい。)
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